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土壌採取マニュアル

 

原発事故により地表に降ったセシウムなどの放射性物質は、雨などで徐々に土中にしみ込んだり流れたり、
風などによって運ばれて移動しています。
土中にしみ込んだ放射性物質は、東日本の標準的な土質では、現在のところ、地表からおよそ5センチメートル以内に
大部分がとどまっていることがこれまでのさまざまな調査で分かってきています。

汚染度の高い表面付近のみを取れば数値は高く、地中深くまで掘って汚染度の低い土と混ぜれば、数値は低くなる傾向があります。

このように、採取する時に掘る深さや掘る形などの採取条件が異なってしまうと、現実の数値とは大きくかけ離れた数値になってしまう
こともあり、汚染状況を把握したり、横並びで比較することが難しくなってしまいます。

そこで、このプロジェクトでは、採取の深さや手順を統一化して、プロジェクトとしての標準的なやりかたを定めました。
このやり方で採取を行えば、たくさんの地点で、色々な人が採取した土壌でも、数値を比較することができます。


採取のポイントは以下のようなものです。
 
 ○晴れが3日以上続いた日に採取を行います。
 
 ○空間線量計を用いて、大まかな線量を把握し、極端に線量が高いホットスポット(特異点)、
 たとえば雨樋の下や側溝に溜まった土や苔などの特殊な地点ではない土壌を採取します。

 ○地表から5センチメートル、縦10センチメートル、横20センチメートルほどの直方体できっちりと採取します。

 ○GPS(緯度・経度)情報を記録し、あとから地図化できるようにします。


このマニュアルは、「プロジェクト・いわて」の資料を参考に、自分たちでも実際に採取の練習をしながら、
初めての方にもわかりやすいよう心がけて作成をしました。
写真を多く使いながら、使用する用具や、手順を解説しています。

ご不明な点がありましたら、どうぞお問い合わせください。

<土壌採取マニュアルPDF>